医療機器調整グループ(MDCG)より、2022年6月に発行され、2023年11月に改訂された文書です。
規則(EU)2023/607により延長された移行期間内にMDR/IVDRへの適合を完了できるよう、製造業者とノーティファイドボディのそれぞれに対し、MDCGが求める対応が示されています。
タイトル |
MDCG 2022-11 Rev.1 MDCGポジションペーパー:MDR/IVDR要求事項への適時適合に関する製造業者及びノーティファイドボディ向け通知 |
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概要 |
医療機器調整グループ(MDCG)より、2022年6月に発行され、2023年11月に改訂された文書です。 規則(EU)2023/607により延長された移行期間内にMDR/IVDRへの適合を完了できるよう、製造業者とノーティファイドボディのそれぞれに対し、MDCGが求める対応が示されています。 製造業者に対しては、特にIVDの申請が依然として少ないことを指摘しており、引き続きの努力を促しています。また、旧指令と比べて、MDR/IVDRの審査期間が長くなっていることを理解した上で、余裕をもって申請する必要があると述べてられています。加えて、審査期間が長くなっている原因の多くは、申請書の不備であるとも指摘されています。 ノーティファイドボディに対しては、審査手続きの合理化に加え、透明性、タイムライン、予測可能性、一貫性の観点からの適合性評価活動の改善を求めています。また、手数料について、中小企業の利益を考慮し、一貫性と公正性があり、且つ合理的な運営を行うことを求めています。 2023年6月までの申請数と認証書の発行実績も示されています。 |
原文 |
MDCG Position Paper: Notice to manufacturers to ensure timely compliance with MDR requirements (2023年11月発行) |
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